レフ板を使って今よりキレイに撮りたいけど、買うのはちょっと…
簡単にレフ板を作る方法ってないの?
今回、こんなお悩みを解決していきます。
完成形!(75㎝×55cmの大型レフ板)
レフ板の自作はこんな人におすすめです。
- なるべくお金をかけずに作りたい人
- 家にあるものを使って作りたい人
- 不器用な人
- 30分くらいで完成させたい人
- 自立式のレフ板を作りたい人
- 折りたたみ式のレフ板を作りたい人
手作りしたいレフ板のイメージが同じ人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
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レフ板自作のために用意するもの
道具と材料はこんなかんじです。
用意するもの
- ハサミ
- カッター
- 両面テープ
- ガムテープ
- ダンボール (80㎝×60cm、厚さ1cmくらい)
- アルミガスコンロ下敷き (75㎝×55cm)
今回はすべて家の中にあるもので作ったので、材料費0円でした!
最近は通販をよく利用するので、ゴミの日まで保管してあったダンボールを利用。
アルミガスコンロ下敷きは2枚入りだったので、残っていた1枚を使用しました。
だいたいどこのお家にもあるものなので、材料費をかけずにつくれると思います。
では先に、できあがりまでの流れをざっくりと説明しますね。
step.1
アルミを半分に切る
step.2
アルミと同じサイズのダンボールを2枚つくる
step.3
アルミをダンボールに貼りつける
step.4
2枚のレフ板を連結させる
注意この作業を丁寧にやるのがポイントです!
step.5
できあがり♪
レフ板の作り方
step
1アルミガスコンロ下敷きを半分に切る
中央の折り目にそって切ってください。
step
2アルミと同じサイズのダンボールを切り出す
ダンボールにアルミをのせて、それに沿ってカッターで切ると簡単です。
step
3ダンボールに両面テープを貼る
ダンボールに両面テープを貼ります。
step
4ダンボールにアルミを貼りつける
両面テープのシールをはがして、ずれないようにアルミを貼り付けていきましょう。
はみ出た部分のダンボールがあれば、カッターで切ってくださいね~。
2枚とも同じようにやってくださいね。
step
52枚のレフ板を連結させる
スムーズに折りたたむために、つぎのことに注意してください。
注意ポイント
・連結部分は3㎜くらい間を空ける
・ガムテープはダンボール面に貼る
・ガムテープは横向きに貼る
連結部分は3㎜くらい間を空ける
連結部分をピッタリくっつけると、ダンボールが接触しあってスムーズ開閉できません。
なので、2枚のレフ板の間を3㎜くらい空けるようにしてください。
ガムテープはダンボール面に貼る
アルミの面にガムテープを貼ってしまうと、反射率が低くなってしまいます。
もしアルミ面に貼るのであれば、アルミや透明のガムテープを使うのがよいでしょう。
ガムテープは横向きに貼る
連結部分の切れ目に沿って縦にガムテープを貼って何度も開閉をすると、すぐに剥がれてしまいます。
なので、連結部分の上、真ん中・下の3ヶ所に横向きに貼るとよいですよ。
step
6できあがり!
自作したレフ板で撮影してみた!その効果は?
『レフ板なし』・『レフ板あり』で違いが分かるように撮影してみました。
検証は、つぎのように行いました。
- カメラはiphoneで定点撮影
- 自作レフ板は左に設置
- 右からの光を自作レフ板で跳ね返す
- 跳ね返した光を物にあてる
まずは、『カップ』を撮影しました。
つぎに『リンゴ』を撮影しました。
自作レフ板の効果で、リンゴがおいしそうに見えますね。
これは手作りでも、かなり効果がありますよ~。
「今よりキレイに写真を撮りたい!」と思う人は、作ってみる価値があると思います。
自作レフ板を使って撮った写真の評判は?
そもそも「ブログにキレイな写真を使いたい」と思ったのは、読者さんに見やすく・分かりやすいブログにするため。
フォロワーさんの反応
早速、作ったレフ板を使って撮った写真をTwitterにアップしました。
臆病な私をやさしく外に引き出してくれるめりこさんのコメント
ハコさん💛💚
とーっても美味しそう〜😋
色も鮮度がいいのか
きれいですね🥒😊✨— めりこ✈️子育て終了後海外へ。医療費気にしない生活目指そう (@meriko50) May 1, 2021
子育てしながらのビジネス発信に勇気をいただいているみゅららさんのコメント
ハコさん✨
色鮮やかで、美味しそうですね🤤
ついついリプしちゃいました〜私もそら豆食べたくなっちゃいました🤗
— みゅらら@朝4時起き習慣化の達人 (@myurarao_o) May 1, 2021
手作りレフ板でも、高い評価をいただけました!
レフ板を使うときのポイント
キレイに撮るために、レフ板を使うときのポイントはつぎのとおりです。
- 撮るモノに近づきすぎない
- 光源の反対側に置く
- レフ板の角度を調整する
撮るモノに近づきすぎない
レフ板を置く位置が近すぎると、画角にレフ板が映り込んでしまいます。
逆に遠くに離れ過ぎてしまうと、反射された光が撮りたいモノに届きません。
画角とのバランスを考えて、ちょうど良い位置にレフ板を置くことが大切です。
光源の反対側に置く
モノを撮るときは、光が差す方向と反対の側に陰ができて暗くなります。
なので、レフ板を光源の反対側に置き光を反射させて撮りたいモノを照らします。
レフ板の角度を調整する
レフ板を動かしながら角度を調整し、光源を拾う位置を決めます。
例えば、人を撮るときに、あまり下からあてるのはNGです。
通称『おばけライト』といわれる怖い写真になってしまうからです。
人を撮るときは、60度から90度くらいの角度が良いといわれています。
レフ板作りにアルミホイルを使わなかった理由
今回、アルミホイルの代わりに使ったのは『アルミガスコンロ下敷き』です。
『アルミガスコンロ下敷き』にした理由は、つぎのとおりです。
- 不器用でもキレイにつくれる
- 30分という短い時間でつくれる
不器用でもキレイにつくれる
『アルミのガスコンロ下敷き』はアルミホイルより厚みがあり、表面がツルツルです。
なので、簡単に、しかもきれいにダンボールに貼ることができます。
30分という短い時間でつくれる
今回は75㎝×55cmという大きいサイズのレフ板をつくりました。
アルミホイルの幅はせいぜい30cmくらい。
アルミホイルを継ぎ足せば、作れなくはありません。
でも、『アルミガスコンロ下敷き』だと継ぎ足す手間がないので短い時間でつくれます。
これは使える?アルミホイルの代わりになるもの
レフ板を自作するのに、ネット上にある情報を調べました。
その多くが、アルミホイルをくしゃくしゃにして使うものでした。
でも、アルミホイル以外でも光を反射するものであれば何でもOK。
なので、つぎのようなものが家にあれば代用してくださいね。
アルミの保冷バッグ
アルミテープ
車用サンシェード
コストカットして、お得につくりましょう♪
自作すら面倒!今すぐレフ板の代わりになるものを紹介
材料がそろわない…
とりあえず今よりキレイに撮れればいい
そんな方のために紹介するのは、すぐに『簡易レフ板』として利用できるものです。
白い紙
コピー用紙、スケッチブックなど白い紙があれば代用できます。
コピー用紙は、真ん中を半分に折れば自立して使えます。
スケッチブックもリング式であれば、簡単に自立するので便利です。
卓上ミラー
卓上ミラーはそのままで自立するし、鏡の角度を変えて固定できるところが便利です。
しかし、直線的にたくさんの光を跳ね返すので調整が難しいかもしれません。
揚げ物フェンス
アルミ素材でできていて、L字型やコの字型にできるのでレフ板の役目をじゅんぶん果たすアイテムです。
レフ板を買うといくらぐらいかかる?
今回、自作したレフ板より小さいですが、1000円台から購入できます。
つぎのような便利な機能もついています。
- ホワイト、シルバー、ブラックの三色が一つのレフ板にまとめられている
- 一人でも簡単に使える折りたたみ式
- 軽量で持ち運びに便利
三色の効果をうまく利用すれば、細かい光量の調整ができてプロっぽい写真が撮れます。
色の違いによって、つぎのような効果があります。
引用元:Amazon
自作するのに材料を買わなきゃいけない人は、既成のレフ板を見てから作るのを決めても良いと思います。
まとめ
今回は、レフ板を材料費をかけずに簡単に自作する方法について紹介しました。
レフ板の自作はこんな人におすすめです。
- なるべくお金をかけずに作りたい人
- 家にあるものを使って作りたい人
- 不器用な人
- 30分くらいで完成させたい人
- 自立式のレフ板を作りたい人
- 折りたたみ式のレフ板を作りたい人
調べてみると、既成のレフ板は意外に安価で、光量を細かく調整できるものがあります。
自作する時間がない人、材料を買う必要がある人は、既成のレフ板をさがしてみてもいいと思います。